【子連れ国際線レポート:前編】LLCエアアジアXで1歳前の娘とバンコクへ
今インド洋の世界遺産の島レユニオンに来ています。レユニオンまで日本からの直行便はないので、タイ経由でやってきました。
成田~バンコク、バンコク~レユニオンのサンドニの前編・後編に分けて、1歳前の娘を連れての国際線をレポートしたいと思います。
今日は前編の成田~バンコク。約7時間のフライトで今回は9:15発、14:05着のエアアジアを使って行きました。娘にとって初めての飛行機ですが、私の人生初のLCCでもあります。
心配だったこと
一番の心配は機内でぐずったり泣いて、周りの人達に迷惑をかけてしまうのではないかということ。
他にはミルク・離乳食のことや食べさせる時間、席の場所、機内での過ごし方、ベビーカーを持っていくかどうかなどが事前に気にかかりました。
準備したこと・もの
自分で揃えたものはこちらの記事に書きました。
これらとは別に義両親がフランスから送ってくれた、キエチュード(Quietude)という植物ベースの薬も持ってきました。夜泣きする赤ちゃんや子連れで飛行機に乗るときに子供がぐずらないよう落ち着ける薬で、フランスでは割と一般的に使われているものらしいです。
病気な訳ではないので、植物ベースとはいえ可能な限り使いたくなかったのですが念のため持参。結局来るときは使いませんでした。
準備としてやったのは、
1.目的地の時間に合わせて食事とお昼寝のスケジュールを考えておく。
その通りに行くわけはないと分かっていながらも、なるべく現地時間に合わせられたほうがいいかなと思ったからです。
タイと日本の時差は2時間。なので直行便でヨーロッパなどに行くほど時差の負担はなかったと思います。
2.飛行機の中のバシネットが使える席を予約する。
バシネットとは赤ちゃんを寝かせるベビーベッドみたいなものです。取り付けられる席は決まっているので、予約した数日後にサイトから席を変更しました。
エアアジアXの場合、プレミアムフラッドヘッドと呼ばれるビジネスクラスの1A、1G、1Hと、エコノミークラスのホットシートというちょっと広めの席16F, 17A, 34Fがバシネットを取り付けられるようになっています。
エアアジア側でしてくれたこと
優先搭乗
小さな子供がいると優先的に搭乗させてもらえます。
ベビーカー
エアアジアの場合、搭乗口からバスに乗って飛行機のところまで行きますが、そのバスに乗る前までベビーカーを使わせてもらいました。バンコクに着いたときも飛行機を降りたその場で受け取れたので、その後の移動が楽でした。
子供用のシートベルト
親のシートベルトに通して使うものです。離陸する前にCAさんにもらえます。でも娘に何度もするっと抜けられてしまいました。
帰りはこの旅のために購入したチェアベルト(下)を使ってもいいか、CAさんに確認しようと思っています。
バシネット
有料ですが、上にも書いたようにバシネットが使える席を事前に予約しておきました。当日搭乗前に再度使いたい事を申し出て用意してもらいました。離陸してしばらくすると持ってきて壁に取り付けてくれます。
良かったこと
バシネット席が取り付けられるホットシートの予約
2歳までは子供のために席を用意しなくてもよくて、乳児料金として4,000円を払いました。私か夫の膝の上で過ごしますが、娘が寝た時にずっと抱っこし続けるのは大変。個のバシネットでしっかり寝てくれたので、私たちの体が自由になり快適に過ごせました。
ホットシートは足元がほかの席に比べて広いので、娘を立たせることもできました。
周りの方の温かさ
娘は離着陸時もほとんど泣かず、機嫌よく7時間過ごすことができました。途中通路をお散歩したのですが、ほかのお客さんやCAさんたちががとても優しく接してくれたのも助かりました。
反省点
離着陸時の耳の痛み対策として、ガムなどが食べられない赤ちゃんには母乳・ミルク・水などを飲ませます。
液体ミルクと水を準備しておいたのですが、飲ませるタイミングを早まりました。耳が痛くなるタイミングではもう飲み終わってしまうという結果に。
でも幸い耳の痛みで泣くことはありませんでした。帰りの飛行機ではもう少し遅めに与えようと思います。
LCCで子連れ旅行をした感想
今回の旅では飛行機の予約はすべて夫に任せました。
私は今までの海外旅行でLCCのサイトに行ったことは何度かあったのですが、荷物を預けるにも食事にもブランケットにも追加でお金を払わなければいけないというのが面倒でLCCに乗ったことがありませんでした。
今回子連れの旅行にLCCを利用したことが理由で何か不便があったということありません。でも事前に予約しておいたはずの私たちの食事がなぜか予約できていなかったなどのトラブルがありました。
たまたまだとは思うのですが、子連れというだけで十分心配事が多いのでこれ以上細かいことは考えたくないというのが正直なところ。夫婦で話した結果、今後は普通のエアラインを使って行こうという結論になりました。
エアアジアはドンムアン空港に到着しますが、国際線のトランジットの場合スワンナプーム国際空港に移動しないといけなかったのもそう思った理由です。
娘が小さいうちは価格よりも快適さを重視しようという思いです。とはいえ次回がいつあるかは分からないですけどね。
おわりに
心配だったぐずりもほとんどなく、食事も時間を考えておいたからか順調に進みました。機内ではおもちゃで遊ばせたり通路を時々お散歩していたあっという間に過ぎた7時間でした。
ベビーカーを持ってくるかどうかは悩みましたが、空港内の移動を考えると持ってきてよかったです。
総合的には成田~バンコクは大きな問題も起きず順調だったというのが今回の感想です。
余談ですが、10月に国王が亡くなったタイでは、エアアジアのCAさんもトランジットで宿泊したホテルのスタッフさんたちもみんな黒い腕章をしていました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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