【ショッピング】値段や品質以外にも考えたい「エシカルな消費」の価値観5つ

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【ショッピング】値段や品質以外にも考えたい「エシカルな消費」の価値観5つ


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物を買うときに何を基準にしていますか?安さ・品質・デザイン…?それでは、倫理的かどうかを基準に商品を選んだことはありますでしょうか?

環境・人・動物・政治などの観点から倫理的なものを選んで購入する「エシカルな消費」「エシカルコンシューマリズム」という考え方があります。日本でも割と知名度のあるところでは、動物愛護の視点でのベジタリアン・ヴィーガンが例に挙げられます。

最近エシカルファッションという言葉も注目されるようになってきたので、今日は「エシカルな消費」の考え方5つをまとめました。

フェアトレード

主に途上国で生産されているコーヒーやカカオやシアバターなどが、正当な価格で取引されることを目的としたもの。

こちらの動画が分かりやすいです。

有名チェーン店ではザ・ボディショップやスターバックスなどがフェアトレード商品を扱っています。

アニマルテストなし

化粧品の動物実験で生き物の命を危険にさらすことに反対したもの。クルーエルティフリーとも呼ばれることがあります。

「動物実験をしないで安全な商品が作れるの?」と私は昔思っていたのですが、化粧品については必要がないのだそうです。ヨーロッパでは2004年に化粧品の動物実験が禁止され、2009年からは化粧品の原料についても禁止となりました。(完全禁止は2013年)

日本では法律では定めていないものの、花王グループや資生堂などもこの何年かで動物実験をしないことを発表しています。

動物実験に対する方針|花王株式会社

動物実験と代替法に対する取り組み | 消費者課題 | CSR / 環境 | 資生堂グループ企業情報サイト

コンフリクトフリー

何年か前にアメリカのEtsyでダイヤのピアスを買いました。その商品の説明に「Conflict Free Diamond」と書いてあり、初めてこの言葉を知りました。紛争行為に関わっていないダイヤモンドのことを指します。

反対の言葉はコンフリクトダイヤモンド(紛争ダイヤモンド)。紛争地域で反政府グループの資金源になっているダイヤ(鉱物)のことをこう呼びます。

ほかには電子機器に使われるスズ・金などもあります。

ファスト・ファッションと人権問題

ファスト・ファッションは安くてかわいいデザインもあり人気です。私も買うことがあります。でもその安さの理由や裏にある事情を考えたことがありますか?

ファスト・ファッションを安く作るために、途上国で劣悪な環境の中低賃金で働かされる人たちがいます。その人たちの人権を守るためにファストファッションは買わないという考え方があります。

そんな状況の改善のために活動を積極的に行っている企業もあります。

sustainablejapan.jp

フードマイルズ

食品輸送時に排出されるCO2や梱包に使用する資源などがエコではないとして、地産地消を推奨する運動。

地元の食品のほうが鮮度が高く作り手の顔も見えるので、より安心で地元の農業も支援できるという考え方も背景にはあるみたいです。

こちらはエシカル消費の中でも環境に配慮しているので、「グリーンな消費」「グリーンコンシューマリズム」と呼ばれることもあります。

輸入食品をよく使う我が家はフードマイレージが高いですね……。

おわりに

日本でも近年関心の高まってきた「エシカルな消費」について今日は書きました。

今回調べたことによって、自分が気に入るかという目先のことから、世界の現状に視点を広げることができ、自分の生き方についても考えさせられました。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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